枕詞

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枕詞

枕詞(まくらことば)とは、主として に見られる修辞で、特定の語の前に置いて組となり、語調を整えたり、ある種の情緒を添える言葉のことである。

『万葉集』から現代短歌に至るまで、長きに渡って用いられている。ただし、「枕詞」という用語自体は平安時代には諺とほぼおなじ意味で使用されており( 顕昭『古今集序注』)、現在の意味で使用されるのは 一条兼良『古今憧蒙抄』、 清原宣賢『日本書紀抄』など、中世以降の資料に見えるものが早いとされる。「まくらことば」という語自体は『古今和歌集』仮名序にみえるが、これは「まろら、ことば(わたくしたちのことば)」の誤写といわれる。

古代にはこの名称は存在していない。「次詞」( 藤原清輔『袋草紙』)、「枕言」( 今川了俊『落書露見』)、「冠辞」( 賀茂真淵『冠辞考』)などともいわれる。 明治時代までのものを収集した 福井久蔵の調査 『枕詞の研究と釈義』によれば、1100種近い枕詞が存在する。



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』