勝海舟

目次

著作等


回想録として、吉本みのるによる『氷川清話』や巌本善治による『海舟座談』がある。これは勝の談話を記者が速記したもので、勝の話し方の細かな特徴まで再現されており、幕末・明治の歴史を動かした人々や、時代の変遷、海舟の人物像などを知ることができる。ただし古い版では、当時の政治を批判した部分に編集に当たった記者による歪曲・改竄の跡が見られるという。

膨大な量の全集があり、維新史、幕末史を知る上での貴重な資料となっている。勝は相当の筆まめであり、かなりの量の文章・手紙等が残っている。この筆力には父親の小吉の影響もある。一人称に「俺」を使う独特の 言文一致体的な語りは、父・小吉の自伝『 夢酔独言』(平凡社・東洋文庫)と同じである。「清」という登場人物は 夏目漱石の『 坊つちやん』の素材となっている。

目録


『氷川清話』 講談社講談社学術文庫]、 江藤淳松浦玲共編。ISBN 406159463X
『海舟語録』 講談社学術文庫、江藤淳・松浦玲共編。ISBN 4061596772
『海舟座談』 岩波書店岩波文庫]、巌本善治編・勝部真長解説。ISBN 4003310012、ワイド版もある。
『氷川清話』  勝部真長編, 角川文庫ソフィア,ISBN 9784043209019
山岡鉄舟の武士道』 勝海舟評論、勝部真長編  大東出版社のち、 角川ソフィア文庫,ISBN 9784043485017
『鉄舟随感録』勝海舟評論  高橋泥舟校閲 安部正人編, 宋栄堂,1943、復刻 国書刊行会,2001,ISBN 9784336043351
『勝海舟全集』は、江藤・松浦・ 司馬遼太郎川崎宏編で 講談社、勝部他編で 勁草書房、各全24巻。



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』