キリンビバレッジ

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キリンビバレッジ

キリンビバレッジ株式会社は、 日本清涼飲料水メーカー。清涼飲料などの製造および販売を行っている。 キリンホールディングス麒麟麦酒持株会社)の完全 子会社で、 三菱グループに属する。
基礎情報 会社社名 = キリンビバレッジ株式会社英文社名 = Kirin Beverage Corporationロゴ = 種類 = 株式会社略称 = キリンBV郵便番号 = 101-8645本社所在地 = 東京都 千代田区 神田和泉町1番地 神田和泉町ビル電話番号 = 設立 = 1963年 4月15日業種 = 3050統一金融機関コード = SWIFTコード = 事業内容 = 清涼飲料の製造および販売代表者 = 代表取締役社長 前田仁資本金 = 84億1650万円(2007年12月31日現在)売上高 = 3179億5000万円(2007年12月期)従業員数 = 単体1488人(連結4170人)(2007年12月31日現在)決算期 = 毎年12月31日主要株主 = キリンホールディングス株式会社(100%)主要子会社 = 小岩井乳業株式会社
キリンMCダノンウォーターズ株式会社 など関係する人物 = 特記事項 =

概要


1963年4月15日、麒麟麦酒株式会社(旧制、現・キリンホールディングス)が キリンレモンキリンオレンジ自動販売機で販売する「 自動販売サービス株式会社」を設立。 1967年に小売店への販売を始め、 キリンレモンサービス株式会社に社名変更。1988年に創立25周年記念の CI導入により キリンレモン株式会社に社名変更。1991年、麒麟麦酒の清涼飲料事業部門を営業譲受により統合し、現在の キリンビバレッジ株式会社に社名変更している。1995年1月に 東京証券取引所第二部に上場。1996年4月には第一部に指定替えした。

キリンレモン・キリンオレンジを除いて大半が麒麟麦酒から承継した商品だったことから、当初は 酒屋などでの販売が中心だったが、徐々に販路を拡大していき、近年は他の大手メーカー同様に 自動販売機コンビニエンスストアでの販売が中心となっている。 紅茶午後の紅茶)・ コーヒーFIRE)・ 緑茶生茶)が収益柱。さらに果実飲料などにも人気商品があり、国内清涼飲料水メーカーの規模としては 日本コカ・コーラサントリーフーズに次いで業界3位である(2008年度)。キリングループのマーケティング力を背景に新商品を次々と投入してきたが、2009年3月に就任した前田仁社長は、新商品の大幅削減と既存商品のテコ入れ強化によってブランド力・収益力を高める戦略を打ち出している。

2003年7月に ヤクルト本社と自販機部門での提携で合意。同年9月から「蕃爽麗茶」などのヤクルト商品をキリンビバレッジの自販機で、また「午後の紅茶」・「FIRE」・「 ボルヴィック」などキリンビバレッジ商品をヤクルトの自販機で相互に販売している。2006年2月からは新たに インターネット通販事業「 マーカーズ(markers)」を立ち上げ、飲料以外の商品も取り扱うなど、ネットビジネスの実験を開始した。とりわけマーカーズ限定発売の「生茶パンダ(生茶のマスコットキャラクター)」グッズの人気が高い。

2007年11月、子会社の 小岩井乳業から小岩井ブランドの乳飲料を除くチルド製品事業を譲受。事業譲受後も製品の生産・販売は小岩井乳業に委託しているが、販売者はキリンビバレッジ名義となり、パッケージに表記されていた「 本製品はキリンビバレッジ(株)との提携により小岩井乳業(株)がお届けしています。」の文言も消滅、小岩井乳業の存在感は薄くなった。

2008年2月から、生茶とキリンレモンのペット飲料に ベルマークを付け、運動に協賛している。

なお、 熊本県など 九州・山口地方を中心に販売されている「 三菱サイダー」は当社とは一切関係がない。製造元の 弘乳舎三菱鉛筆と同様、三菱グループよりも先にこの 商標を登録したため、三菱グループ以外で三菱の名前とスリーダイヤモンドの使用が認められている例外である。

キリングループ再編・連携強化

  • 2006年 5月11日:親会社である麒麟麦酒が、長期経営構想の一環として純粋持株会社への組織変更とキリンビバレッジの完全子会社化を発表。
  • 同年 5月12日6月15日:麒麟麦酒がキリンビバレッジに TOBを実施(買付価格は1株3350円)。
  • 同年 6月16日:TOB成立。6月22日付で決済を開始、麒麟麦酒は既保有分(59.37%)と併せてキリンビバレッジ株式97.07%を取得した。
  • 同年 7月10日:麒麟麦酒とキリンビバレッジ両社が、残る少数株式を1株3350円(TOB買付価格と同額)で麒麟麦酒が取得する簡易・略式株式交換契約を締結。翌11日に上場廃止が決定し、整理ポスト入り。
  • 同年 8月11日:東証一部上場廃止。
  • 同年 10月1日:簡易・略式株式交換の効力発生、麒麟麦酒はキリンビバレッジを完全子会社化した。
  • 2007年 7月1日:麒麟麦酒が純粋持株会社「 キリンホールディングス」に組織変更、キリンビバレッジは同社の事業子会社となる。

このグループ再編に伴い、経営・商品開発・マーケティングなどあらゆる面において、キリングループ各社(とりわけ麒麟麦酒(新社))との連携が緊密になっている。

  • 企業 ロゴを、1991年のキリンビバレッジ発足時から使われてきた「 KIRIN Beverage」からキリングループ共通の「 KIRIN」に順次変更。2007年7月のキリンホールディングス発足までに変更を完了した。
  • 2007年 1月1日から、テレビ番組の提供 スポンサークレジットが「 KIRIN キリンビバレッジ」と表記されるようになった(麒麟麦酒の「KIRIN キリンビール」と共通)。
  • 翌2月からは、キリンビバレッジのテレビCMにも麒麟麦酒と同様に、キリングループが2007年1月に制定したグループ統一 スローガンおいしさを笑顔に KIRIN」のサウンドロゴが表記されることになった(原則として商品名に"キリン"を冠する商品のみで、『小岩井ブランド』や『ボルヴィック』といった"キリン"を冠しない商品には表記しない)。なお、サウンドロゴは2009年1月にリニューアルされ、CMの冒頭に挿入された(表記開始から2008年12月まではCMの最後に挿入)。
  • 2008年3月末から、キリンビバレッジが筆頭スポンサーの番組に キリンビールも合流、筆頭スポンサーが実質キリングループとなった。スポンサー紹介時は、キリングループ統一スローガン「おいしさを笑顔に KIRIN」を表示して両社の社名を読み上げる。
  • 2009年6月17日、本社機能を2010年2月8日付で現在の千代田区神田和泉町から渋谷区神宮前の「キリン原宿本社ビル」に移すと発表。同ビルにはキリンビールが2009年8月31日付で中央区新川(キリンホールディングスと同住所)から本社機能を移しており、キリンビバレッジの本社機能移転後は共有スペースやオープンミーティングスペースの設置・共通部署の同一フロア配置などの施策によって、両社の交流強化が図られる。



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』